●2005.12/9〜12/17 ニュージーランド南島遠征

2年に一度のNZ遠征もこれで8回目。今年こそは70cmオーバーのビッグな奴を!
全日程9日間で6日間の釣り、前般の4日間は巨大ブラウンを求めてガイドとティアナウ周辺。
残りの2日間は友達の住むトワイゼル周辺で爆釣!の予定でした。

ティアナウに夕方到着して7時頃からレンタカーで4-5分の川へ自分たちだけで夕まずめの釣り。9時を過ぎたらライズが始まり50cm前後のブラウンやレインボーがヒット。幸先が良過ぎるのでは・・・・ NZ、いや世界でも有数のでかいブラウンが住むオレッティーリバー。ただ今年は暖冬で雪の量が少なかったらしくやや減水気味。 70cmオーバーのブラウンを何匹も見たがことごとく逃げられやっとキャッチした64cm、5.5ポンド。クリップルダンの18番でした。尻ビレの大きさが特徴的です。それとスコットのニューG2は最高でした!

そのストマックは「ドブソンフライ」、全長3〜4cmもある日本で言うとヘビトンボ(マゴタロウ虫)でした。こんなデカイフライは持っていませんでした。 友達の5ポンド、鼻の曲がったモンスターを釣りたいと何時も言ってました。
ティアナウ周辺で今問題になっているのがディディモという藻。白っぽい藻で本来NZには無かった物でアメリカから来たフライマンのシューズに付着していた?物が大量発生したと言われていて禁漁になっている川もあります。釣が終わったら他の川に広がらないようにシューズやネット、ラインも消毒しています。

有名なマタウラリバーの支流。NZらしい景色で羊の鳴き声を聞きながら・・・でもこのフラットな流れに苦戦しました。 茶色っぽい川のブラウンは朱点が綺麗です。 アッパーマタウラです。何処の川でも水があんまり流れていない水深の浅いワンドに結構デカイヤツが何匹かうろうろしているんです。見え魚を相手にするのは面白いです。ワンドマン?ワンド大好きな釣り友です。


トワイゼルに戻ってA川で爆釣!デカイのは出ませんでしたが50cm前後のレインボー、ブラウンのまとめ釣り。14番のアダムスパラシュートでした。 日中は殆どハッチも無くライズもありませんでした。ストマックはスピナーやビートルが殆どです。アダムスパラシュートの先にティペットを1mくらい、
16番〜18番の黒のタングステンヘッドのフェザントテールニンフがヒットフライでした。
U字谷の美しいD川、この景色の中で竿を振るだけでも最高の気分。でかいレインボーがいます。


その支流の川幅が1mも無いようなチョークストリームでライズするでかいレインボーを発見。合わせた瞬間の画像ですがこの後ウィードの入られ・・・・逃がした魚はでかかったです。 10分以上かかってやっと取り込んだグラマーなレインボー。60cm以上は有ると思う引きでしたが54cmでした。 モテールでは毎日自炊です。今晩はステーキに納豆汁、ビールにワインにテキーラ。ガイドのいない日のランチはにぎりめし作って持って行きます。今回一番上手かったのは梅干の入ったにぎり飯かな。

今回のベストショットです。左手でバンブーロッドを持ちながら右手に一眼デジカメ。リールはディスクでは無くクリックなんで結構テクニックを要します。魚は60cmのブラウン、以外にブラウンはジャンプしますよ。

今年のニュージーランドは暖冬のせいで雪が少なかったため減水気味でシビアな魚が多く苦戦しました。オレッティーではファーストキャストがファイナルキャスト、つまり慎重にキャストしても一投で逃げられてしまう魚が何匹もいました。本当に手も足も出ない状態でした。
気になるのはディディモです。(発音が少し違うかも)
このオレッティーにも少し繁殖していました。リベンジ!オレティーですがディディモで禁漁にならない事を祈ってます。


 

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