谷川岳トレッキングツアー・レポート
9月25日、新潟と群馬にまたがる日本百名山のひとつ・谷川岳へのトレッキングツアーを開催しました。数日前から台風17号が関東南方沖を北上してきていて、前日まで予想進路図をチェックしながら開催できるかどうか微妙でしたが、大荒れしないと判断し決行。登り始めから雨模様で、山頂に近づくにつれて木の高さが低くなることもあり、雨風が強い悪天候の中のトレッキングでしたが、参加させた方々に怪我をされた方もおらず、無事に登頂できました。
つい先日完成したばかりのNew谷川岳ロープウェー。以前の6人乗りから24人乗りになり、輸送能力が大幅にアップしました。
ロープウェー天神平駅前にて。折からの台風の接近で雨模様。このあとの空模様がとっても不安でした。
登り始めてから40分程で熊穴沢避難小屋に到着。ここまでは木道が多く、緩やかな登りが続きます。これより先は急な岩場が多くなり、鎖やロープを張ったところもあります。
ナナカマドの実が赤く色づいていました。紅葉の見頃までもう少しといった感じです。
急な登りがひと段落したあたりで、大きな岩がそびえ立つ天狗の留まり場という所に着きます。登ってきた登山道を振り返ると赤城山・榛名山・日光白根山などが見えるはずなのですが、この日はガスっていて全く見えませんでした。
山頂は目の前。最後のひと登りの場面。
谷川岳山頂で登頂記念のワンショット。皆さん笑顔が見えておりますが、実は正面から強風を受けています。結構寒かったです。
<今回の行程>
パーマーク 5:40→谷川岳ロープウェー土合駅 7:40→ロープウェー天神平駅 8:10、8:30→熊穴沢避難小屋 9:15→天狗の留まり場 10:15→谷川岳山頂 11:05(肩の小屋で昼食)12:30→天狗の留まり場 13:10→熊穴沢避難小屋 14:00→ロープウェー天神平駅 15:00→ロープウェー土合駅 15:40→パーマーク 17:40

今回は台風が接近する中での開催でした。この秋山シーズン、行程が天候によって大きく左右することもございます。お出かけの前には最新の気象情報を確認するとともに、日が暮れるのが早くなっていますので、余裕のある計画を立ててください。また、装備も予想以上に寒くなることもありますので、フリースなどの防寒着をはじめ、帽子、手袋の準備もお忘れなく。