| パーマークが選ぶ、この冬のこだわりアイテム ギア編 |
 冬の道具選びの参考にどうぞ!パーマークスタッフの独断と偏見でディープな雪用道具の世界へご案内!本格BC派からお気軽雪遊び派の人まで必見! |
アトラス スピンドリフト24
 この冬、アトラスからも登行性能を大幅に向上させた【スピンドリフト】が発売されました。画像のように登山靴、スキーブーツなど様々なブーツに対応でき、ブーツをしっかりホールドしてくれる【ラッププロバインディング】を搭載しています。
 ブーツのホールド性能がいいバインディングながら、着脱はとても簡単にできます。画像上は装着の時。白いストラップを引くだけで甲全体を均等に締め付けることができます。画像下は脱着の時。黒いタブを装着時とは反対方向に引くと、あっという間に緩む優れもの。
 アトラスの特徴である【スプリングローデッドサスペンション】のおかげで、深い雪の中のラッセルや急斜面の登りでも踵が自然と上がってくるので、足への負担軽減になります。急斜面でもしっかり蹴りこめそうな【ステンレススチール ホーリー1クランポン】を搭載。フレーム全体もクランポンのようなギザギザ形状なので、M●Rのライト●ングシリーズに引けを劣らない感じです。
 バックパックに装着した例。スノーシューやスノーボードが装着できるパックでしたら、問題なく装着できるでしょう。 (オスプレー コード30に装着して撮影) バインディングの見た目がかさばりそうですが、意外とスマートに装着できています。
従来のアトラスらしさと登行性能が融合した最強モデル。スノーシューで雪山を登る登山者、バックカントリースキー・スノーボーダーには、新たな候補が登場したことで選択幅が広がりました。
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マルケットバックカントリー マルケットバックカントリー

深雪をかきわけ登る高い登高性能と滑走時の浮遊感が魅力です!!
長さが136cmと極端に短いながらファットな横幅とトップ部分がロッカースキーの形状をしており、深い新雪でもスキートップが簡単に雪面に浮き出るのでラッセルも楽に行え、新雪の山を楽しくハイクすることができます。滑走面の殆んどは、深く刻まれたステップになっているので登行性能が高く、一般的なスキー場の中級斜面程度なら楽々と直登が可能です。散策気分で木の混んだ森に分け入れる機動性はスノーシューと同じですが、新雪で浮遊感を味わいながら滑れるところはスノーシューとは違った楽しみがあり、マルケットバックカントリーは滑れるスノーシューといったところですね。付属のインサートビスで3ピンのテレマークビンディングを取り付けテレマークブーツをセット、テレマークスキーとスノーシューを融合した道具といったところです。
一般のハイカーのお客様では、コチラを購入する場合に高額なテレマークブーツやビンディングをお買い求め頂けるお客様は、まずいらっしゃいませんが、最近入荷した『ハーガン Xトレース・ビンディング』が板のインサートビスに取り付けが可能です。こちらのビンディングですとスノーシューのようにトレッキングシューズや登山靴、靴底の柔らかい長靴やソレル(防寒靴)でも装着が可能ですので、より多くのお客様にスノーシューのように浮力を感じながら登れ、滑ることができる新感覚のスキー『マルケットバックカントリー』をお楽しみ頂けると思います。
※注・Xトレースビンディングを取り付ける場合には付属のビスでは長さが足りないのでホームセンター等でビスをお求めください。
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アークテリクス パウダーフェイス ケース(9797)

たかがゴーグルケースではすまされないアークテリクスならではの拘りの一品
・なぜ防水透湿素材を使うのか? 多くのメーカーからサングラスやゴーグルケースは発売されておりますが、大半はフォーム芯材にコーデュラナイロンで覆い、中のゴーグルがつぶれ難いようになったものや、軽量に拘り、薄手のフリースのものなど(この場合はつぶれますね(笑))が一般的ですが、パウダーフェイスケースには『ePTFEメンブレン』という防水透湿素材に起毛したマイクロフリースをライニングし、レンズ面と内側部分にフォーム芯材をいれゴーグルの形状を保護。レンズのカーブに合わせた形状でケース本体を必要最小限の大きさに仕上げました。また不要時にはコンパクトに収納が可能な設計になっております。 なぜ防水透湿素材を使うのか?私の想像ですが、厳冬のパウダーランを目的としたバックカントリーでは荒天時はもちろん、晴天時でもゴーグルは必須アイテムです。不意な転倒や大汗をかき、レンズが曇ったりした場合、携行していた予備のゴーグルの出番なわけですが、それまで着用していたゴーグルはそのままザックに仕舞い込んでおりましたが、パウダーフェイスケースに収納しアウターシェルの内ポケットに仕舞えば、ケース内側のマイクロフリースが水分を吸収拡散し、さらに衣服内の温度でゴーグルが温められ、透湿性をもつ素材が水分の処理の助けになるものと思われます。水分が無くなり復元すれば再度メインのゴーグルに戻れるわけです。今までには無かった優れモノのゴーグルケースですね。 唯一の不満はカラーバリエーションが多くてチョイスに困ることかな?
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ゲッコ フリーライド
 今日は、いま話題のグルーレス・クライミングスキン【ゲッコ・フリーライド】の紹介です。昨シーズン日本にデビューした商品ですが、グルーレスということもありメンテナンスも含め扱いやすく、接着力にも不安要素が少ないという評判を聞きつけたスキーヤーの注目の的となっています。
 トップ側の金具は鍵型状になっているので、だいたいのスキーのトップ形状に適合しています。テール側はナイロン製のストラップを取り付けます。ちなみに完全にラウンドしているツインチップ形状のスキーには装着できないので、その場合はストラップを使わず、テールレス仕様(張り流し)にて使用します。
 そしてゲッコの最大の特徴が、特殊シリコン樹脂の接着面なので接着面同士張り合わせられること。保護シートいらずで、あっという間にスキーから剥がしたクライミングスキンを収納してしまうことが可能です。吹雪いている時には非常に助かりますね。
 付属の収納袋に入れた状態。手前のゴーグルを比較しても、そのコンパクトさがお分かりでしょうか? ザックにしまうのにもかさ張らず、ウェアの中で暖めておくのにも邪魔にならなそうなのがいいです。
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スカルパ ラッシュ
 2011シーズン、革新的な機能を備え好評を得たスカルパの軽量ATブーツ【マエストラーレ】の3バックルバージョンが誕生しました。
 【マエストラーレ】との比較です。外見での違いは、甲部分のバックルがマエストラーレは2個、ラッシュは1個というくらいで、ほとんど差がない感じ。バックルが1個少ないだけではないですが、ラッシュはマエストラーレより200g軽くなりました。前傾角度も15〜19°とちょっと控えめに。ファットスキーを履いてスピードを求めるよりも、今までの山スキーブーツらしい軽くて歩きやすく、それでいてミッドファットクラスのスキーに対応できる滑走性がある欲張りなブーツが欲しいというユーザーに最適です。
 今やスタンダードになりつつあるテックビンディングにもちろん対応していて、ディナフィット社からパーツ供給を受けているスカルパのブーツだけあって、【クイックステップTLTインサート】というをガイド(溝)を搭載し、ビンディングの突起部分をブーツ側のホールに狙い通りに合わせられます。
 まるで80年代後半のスキーブーム時代に主流だったリアエントリーブーツを彷彿させるかのように、タングが内側に大きく開き、リア部分も切り替えレバーをウォークモードにすると大きく開く【イージーアクセス】を採用しているので、どんなに寒くても脱いだり履いたりがとても楽です。
今シーズンも人気が集まるのは必死です。(すでに完売したサイズもあります) 購入を考えている方は雪が積もってからと言わず、お早目にご検討を。
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ブラックダイヤモンド・メガライト
 別に冬用というわけでもないのですが。ボトムレス・一本骨は冬雪の上ではとにかく便利!!その中でもブラックダイヤモンド・メガミッドは手頃なサイズと収納性でおすすめの逸品です。なにせ設営が簡単。4隅を適当にペグダウンしたらポールを真ん中にド〜ンでとりあえず使えます。大人4人くらいなら楽々サイズですが、時間と体力に余裕があれば中を少し掘り下げて居住性を更にアップさせることも簡単です!外がいくら吹雪こうが中は快適、極楽ランチタイムを過ごすことができます。店にも張ってあるので見にきてください。
 収納するとこんなサイズです。収納袋は適当にたたんでも入るサイズなので片付けも簡単。帰ったらちゃんと乾燥させましょう。
 オプションのインナーテントやグランドシートもあるのでフロア付きのテントとしても使えますが、長い辺に入り口のある奥行き120cm位のテントなら中につっこんで使うこともできますよ。
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MSR ライトニングシリーズ
雪をがっちり捉えるトラクションの感じで絶大な人気を持つMSRのライトニングシリーズ。板材を上手いこと加工して強度もバッチリ。ライトニングが登場した時から使ってますが、今のところ問題無しです。このフレーム構造が雪をガシッと捕らえるための大きなファクターとなっていて、実に気持ち良く 雪上を進むことができます。そして個人的に気に入っている点がもう一つ。フレームがたわんでくれることです。新雪だけならそんなのはあまり気になりませんが、ある程度しまった雪の上ではぐっと踏み込んだ時に足を置いた場所のデコボコの形状なりにフレームがたわんでくれるので、安定感が高い!常にフレーム全部で雪を踏んでるような、そんな感じです。先シーズンからビンディングの種類などバリエーションも増え、ますます魅力的に!どのモデルが良いか迷ったらスタッフまでお気軽にご相談ください。今シーズンもこのシリーズはおすすめです!
 このネジレてくれるのがポイント。同社の樹脂デッキモデルもこんな感じでしなやかに変形してくれますが、金属フレーム物はライトニングシリーズの構造ならでは。写真は初代のライトニングアッセント。自分のなのでこんなことしてますが、むやみにいじめるのはやめましょう。
 先シーズンからビンディングの種類などバリエーションも増え、ますます魅力的に!どのモデルが良いか迷ったらスタッフまでお気軽にご相談ください。今シーズンもこのシリーズはおすすめです!
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