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フライの雑誌社
『小説家の開高さん』

文豪開高健氏と著者との、こころにしみ入るような英国での交流を描いた表題作「小説家の開高さん」、あの蟹工船へ著者が実際に乗船した経験をもとにした「土方のマサ」、1970年代のヒッピー文化の熱と苦悩をリアルに伝える「ヒッピーのエンディ」、来日したジョン・レノンが骨董へ耽溺する秘話を明かした「骨董屋の善二さん」など、きらめくような中短篇が全十作。

「…武骨で、不器用で、率直で、酒飲みで、恋に一途で、ちょっとだめで、つまりいろっぽいのです、みんな。そんな男たちとの交差を描く物語が十編。…十編それぞれ、ざらつきのあるほろ苦い余韻がある。よい短編は読みおえたとき、しばらく黙りこみたくなるものだ。」(朝日新聞全国版・読書欄9/6日付) 平松洋子氏

2009年07月 発行
214ページ
サイズ B6
1,800円(1,714円+税)

フライの雑誌社・小説家の開高さん・渡辺裕一(著)

■ほろ苦い余韻残す男たちの短編
(朝日新聞読書欄/平松洋子氏書評より)
文豪開高健氏と著者との、こころにしみ入るような英国での交流を描いた表題作「小説家の開高さん」、あの蟹工船へ著者が実際に乗船した経験をもとにした「土方のマサ」、1970年代のヒッピー文化の熱と苦悩をリアルに伝える「ヒッピーのエンディ」、来日したジョン・レノンが骨董へ耽溺する秘話を明かした「骨董屋の善二さん」など、きらめくような中短篇が全十作。

「…武骨で、不器用で、率直で、酒飲みで、恋に一途で、ちょっとだめで、つまりいろっぽいのです、みんな。そんな男たちとの交差を描く物語が十編。…十編それぞれ、ざらつきのあるほろ苦い余韻がある。よい短編は読みおえたとき、しばらく黙りこみたくなるものだ。」
平松洋子氏(エッセイスト)絶賛!

■著者紹介
1949年北海道生まれ。漁船員などを経て、渡米。その後、カナダ、ヨーロッパ、北アフリカを数年間渡り歩いて帰国。テレビ局の大道具、沖縄での泡盛製造などの仕事についた後、フリーランスのコピーライターとなる。1999年から4年余りニュージーランドに住み、鱒釣りを堪能する。
主な広告の仕事に、サントリーカンビール「ペンギンシリーズ」、日清カップヌードル「シュワルツネッガー、食べる。」「ちからこぶる。」、日本航空「只今、JALで移動中。」、JRグループ「ヒミツの京都。」、アリナミンA「カラダ元気、ココロ平和。」などがある。

※著者の渡辺裕一さんはコピーライターとして一世を風靡する数々の名作を世に届けてきた。文章の質の高さには以前から定評がある渡辺さんの文芸書デビュー作を小社から出せることを誇らしく思う。この一冊は読書人のあいだで話題になるにちがいない。(季刊『フライの雑誌』第85号より)

■目次
土方のマサ
漁師のテリー
ヒッピーのエンディ
大工のウィリー
オカマの次郎さん
絵描きのヨシオさん
小説家の開高さん
骨董屋の善二さん
熊撃ちの征三さん
教師のマイケル
あとがき


■抜粋
それから、高校をかろうじて卒業するまでの四か月間、一日もかかさずふたりで飲み歩いた。ぼくはそのころ故あって北海道の実家を離れ、弘前の高校に越境入学をしていた。親の監視の目がないことをいいことに放埓な下宿生活を送っていたのだ。で、毎晩マサの行きつけの店を何軒か回るのだが、彼が支払っているのを見たことがなかった。すべてツケだった。しかし、あとから聞いたところではすべて踏み倒したとのことである。『アゲイン』という見るからに薄幸そうなママがやっているスナックがあったが、ふたりで毎日のようにツケで飲んでいるうちにつぶれた。我われが、『アゲイン』に再び行くことはなかった。 (「土方のマサ」より)

■各界から注目
朝日新聞 全国版 読書欄(9/6) 2009/09/06
『Gijie』8月号 2009/08/25
『ノースアングラーズ』9月号 2009/08/18
月刊『BE-PAL』9月号 2009/08/12
季刊『鱒の森』夏号No,3 2009/07/31
月刊『釣り東北』8月号 2009/07/28
季刊『釣道楽』05号 2009/07/28
中日スポーツ 2009/07/11


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