平成14年
10/11-14
青森県 白神山地トレッキングツアー

10月13日 白神岳トレッキング (1231M)
登山口→二股分岐→最後の水場→マテ山分岐→大峰分岐→白神岳山頂


7:50 登山口を元気に出発。 8:30 二股分岐でまずは一息いれる。

9:10 最後の水場、これから始まる急登を前に充分な休憩をとる。ブナの森から湧き出たおいしい水でした。
9:50 マテ山分岐付近。ブナが少しずつ色ずきはじめた。

大峰分岐までもう少しの所。植生も笹、ダケカンバが目立つようになってきた。
マテ山分岐をすぎた標高900Mあたり、ここからブナの紅葉がはじまる。



大峰分岐への急登

ナナカマドの紅葉

岩崎村の港がのぞめる。

向白神岳


11:50 白神岳山頂に到着。写真は白神岳避難小屋をバックに


今回の白神トレッキングツアーは12日の王池-リフレッシュ村-青池のブナ原生林をマタギの西口さんのガイドで廻り、樹齢数百年にもなるブナの森と神秘な青池に魅了されました。
13日の白神岳トレッキングは晴天に恵まれ、気温もこの時期には珍しく20度以上もあり半袖でも少し汗ばむぐらいでした。紅葉は麓ではまだ早く、マテ山を過ぎた標高900Mぐらいからブナが黄葉しはじめ、左右の谷の奥までつづいていました。頂上からの眺望もすばらしく、登ってきた日本海側の景色もすばらしいのですが頂上から東側のいわゆる核心地域の何処までも続くブナの原生林の紅葉は圧巻でした。標高1000Mぐらいの山ばかりですが高圧電線の鉄塔や林道など人間が作った人工物が全く見当たらず、本当に手付かずな大自然が残されているのには感動でした。新潟の山、日本の昔の山なみがここには残されている気がしました。海流の関係で青森県の中では比較的に温暖で雪消えも早く、4月、5月の残雪期から登山者が多く、若葉が芽吹く新緑の頃もベストな時期だそうです。すこし遠いですが出かけられたらいかがでしょう。


 

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