パーマークトレッキングツアー
in谷川岳(1,963m)
2003年9月23日(水) 群馬県水上町

コース:天神平〜熊穴沢避難小屋〜谷川岳(トマノ耳)

コースタイム:天神平・・9:25発
          熊穴沢避難小屋・・10:00着
                     10:10発
          谷川岳山頂・・12:10着 (雨天の為、肩の小屋でお昼休憩)
                  13:10発
          熊穴沢避難小屋・・14:30着
                     14:40発
          天神平・・15;10着

所要時間:5時間45分
     
天神平にて。雨がぽつぽつと当たってきて、この先の天気が心配。 途中から見た山頂方面。山頂にガスがかかっていて見えません。
熊穴沢避難小屋を過ぎると、谷川岳らしい岩場の急登が続きます。 山頂(トマノ耳)から見たもう一つの頂き・オキノ耳。ガスが晴れて一瞬見えました。一番左は最年少・小学6年生。
左が山頂。右が肩の小屋前。雨・風ともに強く、山頂の気温は8度。とても寒かったです。

7月以来となる今回のパーマークトレッキングツアーは、日本有数の岩場のメッカ・谷川岳に登りました。谷川岳といいますと、岩場の急登が続くというイメージがありますが、今回は最もポピュラーで急登の少ないロープウェーを利用した天神尾根コースを使いました。
ロープウェーで天神平に登った時点で雨がぽつぽつと降り出し、先行きがとても不安でした。登り始めは木道の続く傾斜の緩い登山道で、快調に登っていくと30分程で熊穴沢避難小屋に着きます。ここから急な登りが続くようになり、鎖場も数箇所ありますが、それほど難しい所も無く、着実に登っていくと天狗の留まり場という大きな岩が現れました。晴れていれば壮大な景色が広がるはずなのですが、この日はまったくダメでした。この辺りから雨も本格的に降り出し、さすがに雨具を着なければならないほどでした。雨で視界の悪い中をもうひと登りすると山頂に到着。風も強く、じっとしていると寒いくらいでした。天気が悪いため早々に写真を撮り終え、少し下がった所にある肩の小屋でお昼休憩をとりました。
ここは今年から管理人も常駐する営業小屋に変わり、小屋自体も以前の2倍くらいの大きさになっていました。2年ぶりくらいに谷川岳に登りましたので、ちょっとびっくりでした。立派な小屋のおかげでとても快適な休憩をとることができ、感謝感謝です。
下りは雨で岩がとても滑りやすくなっていて、一歩一歩慎重に降りてきました。
紅葉にはまだ早く、葉っぱも色ずいていませんでした。例年ですと10月初めから中旬くらいが見頃なのではないでしょうか。荒々しい岩と色ずいた葉っぱのコントラストはとてもすばらしい所ですので、山頂を目指さなくても、ロープウェーで登るだけで充分楽しめます。一度たずねてみてください。
また、今回はトレッキングツアーを始めてからの最年少、小学6年生の男の子が参加。若いだけあって、とても元気に登っていました。私も負けないようにがんばって登るようにしなければ・・・。

レポート:パーマーク 佐藤




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